Extended care

2週程前から3回、息子の学校(英語)のextended careを使った。日本で言うところの学童保育と似た様なもんかしら?普段は、学校の時間は9時から、2時間半。それを午後3時まで預かってくれるのだけれど、クラス15人いるのに、午後預かってもらえるのは8人まで。3時に引き取っても良いけれど、1時15分という選択肢もある。

こちらの教育システムは、前にも書いたかもしれないけれど、プレスクールに行って、そしてキンダー(これは日本の年長さんに当たる)1年、でエレメンタリースクール(小学校)に上がる。

カルガリーのあるアルバータでは、キンダーも、プレスクールと同じように、たいていは1日の教育時間が3時間以下。でもバンクーバーのあるブリティッシュコロンビアでは、息子が生まれた後に、公立キンダー全ての時間がフルデーになり、朝9時から午後3時までとなった。

プレスクールは、言うても週2回か3回。そして2時間半で終わるから、キンダーに入る時の変化が激しい。だから、長い時間預かってくれるプレスクールは人気が高い。これによって、次の年へのトランジションが楽になると言う訳。

カルガリーでは年度の切れが3月1日だったので、2月生まれの息子は、ギリギリ2008年生まれの子供と同じ学年に入学する事が出来る。ただバンクーバーでは12月31日が年度の切れなので、息子は2009年生まれの子供と同じ学年。

カルガリーでずっと2008年生まれのクラスにいたので、心の中でも既に準備が整っていたのか、このextended care、いたく気に入った様子。でも、遅れて入学してるので、すでに、extended careは、年度末まで予約でいっぱい。3週間前はたまたま休暇でハワイ旅行へ行った子供がいたので、そのスポットが廻って来たと言う訳。

今週の月曜日、お昼前に迎えに行ったら、息子、かなりご機嫌斜め。「なんでそんなに早く来たの?」「もう絶対に、こんなに早く来ないでね」と。

いやいや、でも、スポットが空いてなかったら、午後までいられへんのよ。と言ったら、「先生に空きが出たらすぐに教えて、ってちゃんと言ってる?」と再三再四言う。

こういう自立心が芽生えて来た事、嬉しいんだけど、寂しくもあるのよね〜。一人っ子だし、学校にいる方がお友達もいるし、環境も、子供向けだし、そりゃ楽しいよね〜。だけどね、オカンはちと寂しいよ。仕事ができるのは良いんやけどね。

今日は、金曜日。昨日の夜、もう一度、先生にメールを送ってみたら、たまたま病欠の子がいて、1スポット空いたって。で、息子に、「明日、ランチの後も残る?」って聞いたら「イエ〜イ」って(笑)。

ちょっとずつ、でも思ってるよりももっと早く、飛び立って行くのだね。9月になったら週3回は1日預けるのかしら?頑張って、仕事しよ〜。

スキースクール

今日は、息子、今年初のスキースクール。

先週、一緒に山に上がったんやけど、教えるのホンマに下手で、私もイライラするし、「あ、こんな事では、スキー嫌いに育ててしまう」と思い、プロの方に委ねる事に。

今日の山のコンディションは、猛吹雪。見る間に雪が積もって行く。

どうなるかな〜?思ったけど、平日の午前中ってこともあり、ラッキーにもプライベートレッスン。なので、準備ができたら、母は早々に山へ消える事に。

でも、初めての山で、猛吹雪、視界はほぼゼロに等しい。そして、1人で好きに滑るなんて、何年ぶり?という状態。出来れば初級レベルのコースに行きたい私。

一応、スキー学校でコースを聞いてみたものの、周りホワイトアウト状態で、方向感覚ゼロ。そして、当たり前やねんけど、ほとんど誰のシュプールも描かれていない新雪状態。

もう、斜度も分からんし、とりあえずはボーゲンとパラレルの間の子で切り抜けるも、雪の重たい事!カルガリーの時と比べると、本当に重たい。水分含有量多いねんね。日本の雪はこんなんやんねぇ?と思いつつも、でも、重たくて、ある程度スピードつかな、曲がられへん。

で、30センチ程の新雪の下はアイスバーンときてるから、始末悪し。ようやく、下まで辿り着いて、リフト見つけて、乗って、下りてからコースマップ確認して気づいた。「ここ頂上やん」。頂上からって、上級コースと中級コースのみ。

なので、中級コースを選ぶも、こぶこぶで、プラス重たい新雪。「もう絶対に、今日はここ滑らへん」と思って下りて行ったら、丁度、スキースクールの前に。ウチの息子が、休憩に入るところが見えた。

そこで気を取り直して、今度こそ初級者コースへ、と行くも、天気悪くて、案内板を見つけられへん。人がいる方に進んで行って、やっとリフトに辿り着いて、気づいた事。

これって頂上に上がるリフトやん。

その頃には、ゴーグルも曇りまくりで見えへんし、どないしようかなぁって思いながら、リフトに乗って、そして頂上で、ゴーグルを拭こうとして見ると、ゴーグル上部の雪よけのスポンジが無いやん。そりゃ、雪はいるし、曇るがな。新しいゴーグル買わな無理やん。

もうねぇ、ここに来るまでにもさんざん色んな人に道聞いてるのに分かれへん。最終的には、ゴーグル外して、顔がイタ〜思いながら滑って、やっと下界と通じるゴンドラ乗り場にたどり着く。

結局、ゴンドラのって、家まで車で帰って、お財布とって、また戻って、ゴンドラで上がって、ゴーグル買ったら、息子ピックアップの時間。結局、息子滑るとこ見られへんかった…

スキースクール戻るんにも、また雪が深くなってて遭難3秒前。

戻ったら、スキースクール前のマジックカーペット付近に息子おらんし、どうしたかな?って思ってたら、さっき私が苦心して滑って下りて来た斜面をインストラクターとこともなげに「シャー」と下りて来る息子の姿が…そのまま次のリフトへ行ってしまった。

中でスキースクールの人と喋ってたら、あまりの重たい雪で、息子の体重だと、緩斜面では停まってしまって進まなかったので、初級者および中級者コースに行ったんだと。それも、雪重くて、ボーゲン出来んから、どうやらステップターンにジャンプターン習って来たらしい。でも、雪重くて停まらんで良かったから、停まり方はまだ思い出せてないって…とりあえず、来週のスキースクールには、通常の状態に戻ってるとエエんやけどね。

ま、何はともあれ、息子、楽しんでくれて良かった。オカンは体痛いよ〜。(1時間しか滑ってへんのに…)

あれから4年

今日は息子の4歳の誕生日。
昨日の夜、色々と考えてたら感慨深くてなかなか寝につけなかったわ。

私は自他ともに認めるくらい家庭科が苦手。家にいるタイプではなく、外で仕事しているタイプ。人はそんなに変わらへんから、今頑張ってお母さんしてるけど、至らんところだらけ。おもんないし、すぐ怒るし。

でも、そんな私に、今日の幼稚園の後、息子が

「お誕生日に学校に持って行くデザート作ってくれて、ホントにありがとう。ホントに美味しかったよ」って。

もうねぇ、涙腺緩みます。

ウチの息子は、さらりとそう言う事を言える性格。優しいけれど、大きくなったら、色んな人を、それで泣かすんやろうな〜。

引っ越しが多くって、折角出来たお友達とも離れなあかんかったし、新しい環境の中で『転校生』の経験が、既に4回。それでも、泣き言もほとんど言わんし。でも、寝てる時に寝言で文句言うから余計に愛おしくって。

とりあえずは、今いる地に長い間いて、息子がいつも一緒に遊んで育って行ける友達が出来れば良いな〜って思うのです。一人っ子やし、両親が年いってから生まれてるから、将来、若い間に1人になる確率も大きい訳で。

そんな色々を考えてたら、何だか本当に寝れなくなりそうだった昨日。

ホンマに私たちのもとに生まれて来てくれてありがとう。

1年1年、楽しい事をいっぱいして、いっぱいの不思議を解明して、そしてまた新しい不思議を感じて、今の目の輝きを失うことがありませんように。

学校その後

もうすぐバレンタイン!1月に南アフリカから帰って来てすぐに始まった英語の学校。そして迎えた初めてのバレンタイン。聞いてはいたけれど、そうやんね、みんなにバレンタインカード、書かなね。

言うても、息子はまだ字も書けんし、読めん。なので、これは母ちゃんの仕事。画材やさん行って、カードストック買って、色々と他にも買って、結構散財。ハート形の紙を売ってるんやけど、ありきたりすぎ?思って、普通のはがきサイズのカードを買ってんけど、やっぱりハート形を買っておけば良かった。明日、もう一度、画材屋さんに行って来ようかな?ホント散財。身の程をもう少しわきまえて、購入すれば良かったね。

この英語の学校、3軒見に行って、最後に見た学校。校庭が広くって、高い木があって、初めて見に行った日に、息子が『帰りたくない』と帰る時にだだをこねた学校。ちょっと高かってンけど、入れて良かった。なんと言っても、先生達がムッチャのんびり。だから、子供達も、多少のいじわるはしても、みんな何とものんきな雰囲気で、ええ感じ。

でも、難を言うなら、この学校が楽しすぎて、息子の日本語能力が後退して行ってるってこと。こっちに引っ越して来てから、絶対的な日本人の数は多いのに、カルガリーの時程簡単に友達作りが出来ないの。というのも、親子で集まる場所が、無いんだな〜。もう越して来て、かなり経つと言うのに(ま、言うても、そのほとんどは、こっちにいなかってんけど)まだまだプレイデート出来るくらいの仲良しさんはひと家族。

日本語を教える学校は、カルガリーとは雲泥の差で、多いなのだけれど、そこに入るのが難しい。そして、遠い…ホンマ、なんとか日本語の根っこをしっかりと植え込みたいんやけど、だからといって、日本語の学校に無理矢理ねじ込んでするのが得策なんやろか?ムッチャ最近考える。

でもね、とりあえず、息子が選んだ学校が楽しくて良かった。バンクーバーに来て、1年遅れたから、後もう1年はプレスクール。楽しいと分かっている学校で本当に良かったなぁ、と一安心。

そんな息子も、後1週間で4歳。大きなったなぁ…