夏から冬、そしてフクロウ通りへ。

今年の夏は、去年の夏に比べて、ホンットに暑かった。たいてい、暑い夏が来た年は、冬に雪が多い。そういい続けて来たら、旦那には「何を根拠に?」と苦笑された。でも、今年は、庭の木の葉が全て落ちないうちに、最初のスノーストームがやって来た。

結局、雪が無くならない間に、慣れ親しんだカルガリーの街を後にした。

今回の引っ越しは、数えてみると、過去13年の間に7回目。でも、今回は、『定住』する予定での引っ越し。今までは引っ越すたびに残していた電化製品のオリジナルの箱を、今回は、徐々に端から捨てて行っている。

しかし、これだけ引っ越しを続けて来た私たち、いったい、本当に定住なんて出来るんだろうか?40過ぎて、初めての子育てをし、初めて自分で家を持ち、そして初めて改築まで、こぎつけられるかしら?

ただ、今回の引っ越し先は、その名も「フクロウ通り」にあり、裏山がスキー場で、家の前から、山道にアクセス出来ると言うロケーション。私たちの子供を育てるには絶好の場所かもしれない。

カルガリーを出てから、はや10日。ホテルから出て、家で寝泊まりするようになってから、はや5日。引っ越し前のチェックでは大丈夫だった年季の入ったボイラーが、引っ越しした日から動かない。やっぱり前のオーナーが好きやったんやね。トイレもそう。3つあるうち2つのトイレに亀裂が入ってた。

これから私たちの家に徐々にして行くからね。よろしく。